Translate

2014/03/11

No. 84 定格の読み方

定格の読み方

オシロスコープの定格について説明します。
測定する前に定格を知っておくことは、測定時の誤差や測定の限界を理解し、測定結果に対して適切な評価を可能にします。

ブラウン管

■「形式」

長方形の蛍光面(スクリーン)の対角寸法で表示され150 mmが主流です。その他、75 mmから150 mm程度まで幾つかのバリエーションが(あります。

■「加速電圧」

普及型のオシロスコープには加速電圧が2 kV程度のブラウン管が使用されています。上位機種は12 kVから20 kV程度の後段加速ブラウン管が標準装備で、より高輝度になっています。

■「有効面」

蛍光面(スクリーン)のうち波形が歪みが少なく表示できる領域です。その部分は内側から格子状に縦8等分、横10等分の目盛が付けられています。目盛の寸法は1等分=10 mmが多い。
次アップの予定ですが、今しばらくお待ちください。

0 件のコメント:

コメントを投稿