リサジュー図形の仕組み
リサジュー図形は、オシロスコープの垂直軸と水平軸に同時に交流信号を入力することにより数多くの図形パターンがスクリーンに描かれます。
両方の波形の周波数や位相の変化でシンプルなパターンだったり非常に複雑なパターンを描いたり、また回転しているように見えたり、静止したりと変化を繰り返します。
下図の例では、Y軸へ2 kHzの正弦波、X軸へ1 kHzの正弦波を加えた時のリサジュー図形です。両方の周波数の比がちょうど1:2で、しかも振幅(電圧)も同じ、位相も同じ(位相差 0度)という条件でのスクリーンに描かれるリサジュー図形です。
ここで重要なことは、オシロスコープは、水平軸信号にノコギリ波が使われているリサジュー図形での波形測定なのです。
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