2現象オシロスコープとしての操作方法を説明しますが、2現象と言っても基本的な操作はこれまでと変わりありません。
電源をONする前にあらかじめ基本ポジションにセット
電源スイッチを[ON]する前に、あらかじめツマミやスイッチを以前の説明と同じにセットしておきます。
ただし、2現象になった時に一つだけ必ず切り替えるスイッチがあります。下図のように、VERTICAL MODEスイッチを2現象表示の[ALT]にします。
2つの信号を同時に観測する
(1) CH1とCH2に信号を入力する
CH1は既に信号「1 kHz」が入力されていますが、CH2 INPUT へ別の信号発生器からCH1と同程度の電圧でCH1の半分の周波数の信号「500 Hz」を入力します。
信号発生器が2台ない場合にはCH1と同じ信号を用います。ただし、この場合は二つの波形が同じ形のため区別がつきにくくなりますが、CH1 POSITIONツマミ(またはCH2 POSITIONツマミ)を回してみればわかります。
CH2 VOLTS/DIVスイッチ、CH2 VARIABLEツマミなどの操作はCH1と同じようにすればOKです。
なお、CH2の波形の振幅がCH1に比べて大き過ぎる(小さ過ぎる)場合には、信号発生器の出力を加減して同じ位にします。
(2) 波形の振幅と表示位置を調節する
以下は「その56」で説明します。
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