(4) 輝線を8 div以内の最大移動距離にする
VOLTS/DIVスイッチを [0.2 V/DIV]にセットした時に、目盛(8 div以内)の中に入る最大移動距離になります。
それより右[0.1 V/DIV]へ回すと上方へ飛び出して見えなくなります。また、左[0.5 V/DIV]へ回すと輝線は見えるが、半分の距離になってしまいます。
(5) 0 V (ゼロボルト)の位置を再確認する
AC-GND-DCスイッチを一時的に[GND]に切り替えます。(2)でセットした、図の位置に輝線があることを確認し[DC]に戻します。
(6) 輝線の移動距離を測る
0 Vの位置から移動した輝線までの距離(Y div)を目盛からdiv単位で測ります。この図の例では6 divと読み取れます。
(7) 計算式へ代入する
いよいよ電圧値の計算です。直流も交流も計算式は前と同じで、
電圧(V) = 振幅(div) X 偏向感度(V/div)
式に値を代入しますが。
偏向感度(VOLTS/DIV) → [0.2 V/DIV]
垂直目盛数 → 6 div (6 目盛)
以上のように値は求めてありますから、この波形の電圧は、
電圧(V) = 6 div × 0.2 V/div = 1.2 V
直流電圧は1.2 Vとなりました。
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